今回のブログ担当はトライアスロン部準メンバーの関根です。
先日、2019年8月4日(日)に静岡県沼津市で行わました
「第32回沼津千本浜トライアスロン大会 / 第15回チームケンズカップトライアスロン駅伝大会」にトライアスロン部メンバー6名+3名の合計9人で参加をしてきました。
なぜ準メンバーの関根がブログを?に関しては最後まで読んで頂ければご理解いただけるでしょう(笑)トライアスロン初参加のドタバタ劇を恥ずかしながら紹介させていただきます。
関根はトライアスロン初心者の中の初心者です。大会の2週間前に代理参加のオファーがあり、今回の大会がオリンピックディスタンスの半分だし、リレーだし余裕だろうと思い快諾しました。そこからドラマは始まっていました。。。
静岡県沼津市市千本浜公園で行われるトライアスロン大会です。駿河湾の海岸線を使ったとても景色がきれいなコースが特徴。トライアスロン部がいつも練習でお世話になっているTEAMKENSが主催している大会になります。
距離はスイム0.75㎞・バイク20㎞・ラン5㎞のオリンピックディスタンスの半分の距離ですが、参加部門が個人・リレー・駅伝があるのがこの大会の特徴です。
TEAMKENSが主催する大会ということと、リレー部門があるのでこの大会に参加をすることになりました。
今回はリレー部門に3チームで参加をしました。
浅井さんと一緒に車でいざ沼津へ!前泊なのでちょっとした旅行気分の僕。特に渋滞に巻き込まれることもなく夕方には現地に到着しました。
先に到着していたトライアスロン部メンバー&撮影・応援メンバーと合流。その後みんなでエントリーの準備やルールをチェックしている時に気付いたことが。
なんとチームエントリー要項一式を忘れていることに。。。旅行気分で浮かれていた僕が青ざめたことは言うまでもありません。
大会本部に問い合わせをして当日再発行ができることが確認できたのでひと安心。大会前日なのでお酒は控えガッツり夕食をとり早めの就寝。
初めての大会前夜はトライアスロン初参加の不安よりもゼッケン一式を忘れた自分のアホさを噛みしめた夜でした。
朝は5時前に起床して少し早めに大会会場入り。そこで当日入りのメンバーと合流。
大会会場は千本浜の海岸線。とてもキレイな景色に酔いしれる暇もなく初参加のため不慣れな準備とゼッケンの再発行なども行っていたのでエントリーがスタート直前になってしまいました。
ゼッケン再発行のためナンバーシールも無く僕のチームは油性ペンで肩にナンバリングしました。油性ペンでも夏場の汗もありすぐに落ちてしまうため油性ペンでTシャツが汚れるメンバーもいました。本当に申し訳ありません。
晴天の日差しだけでなくリレーメンバーの冷たい視線が僕に突き刺さっていました。。。
今回の参加はリレー部門なのでチーム全員がスイム・バイク・ランをしてバトンをつなぐレースです。今回は参加メンバーで参考記録から3チームを割り振りしました。もちろん目指すはトライアスロン部内1位
僕のチームは原田コーチと高橋さん(女子)。代打参戦ながらもチーム内の順位がかかっていたことと原田コーチ、高橋さんの足を引っ張ってはいけないという気持ちから少し緊張しました。
人生初めてのウエットスーツでのスイムに少し緊張。ウエットスーツで水に浮く感覚と水を吸ってすごく重たい感覚を初体験しました。
水泳には自信がありましたが、波もあり前が良く見えなく試泳では真っすぐ泳ぐことができず不安倍増。そんなこんなで不安を抱えつつも自分のスタート順まで待機。
この大会はトランジットエリアと待機場所がすごく近いため、応援が白熱
原田コーチは圧倒的な速さで総合2位でゴールしていました。そこで第2走者の高橋さんへバトンタッチ。高橋さん総合2位でレーススタートできるなんてすごい経験です。
高橋さんも激走しトライアスロン部2位で僕にバトンが回ってきました。そう、初参加の僕がアンカーです。
高橋さんとがっちりハイタッチして関根スタート。僕の初めてのトライアスロンが始まりました。
スイムのスタート位置までダッシュで向かうと、海岸入口で人が詰まっている??
なんと!高波の影響で第3走者のスイムは中止となりバイクからのスタートになりました。
僕よりも前にスタートしていた1位チームのアンカー君崎さんは既に海に入っていたためUターンしていました。そんなラッキーもあり僕が1位でバイクスタート
バイクパートは海岸線の平らな道を10kmで折り返すコースでした。バイクはチームの木村さんからのお借りしたロードバイクで参加。緊急参戦なのでランニングウォッチなど持っていないため自分が進んだ距離やペースが分からず不安になりながらも、ひたすら前だけを見て漕ぎ続けました。
10kmの折り返し地点が見えて少し安心。しかし折り返してすぐに海からUターンしてきたはずの君崎さん、浅井さんとすれ違い追いつかれてはいけない気持ちからペダルをさらに強く踏み込みました。大分粘りましたが、17km地点で君崎さんに抜かれましたが、2位でバイクを終了することができました。
ランのコースは海浜公園の中をクネクネと2.5㎞を2周走るコース。バイクの最後で脚を使ったせいで最初は呼吸が整わなかったので、序盤はゆっくりから徐々にペースアップをしました。
前に見えていた君崎さんの背中がどんどん見えなくなっていきました。たった5kmのランと舐めていましたが走り出しから体が異常に重くすでにバテバテ状態。バイクでとばしたツケがいっきに回ってきた感じです。
公園からトランジットゾーンのある土手が見えてきて、放熱のためのシャワーを持ったスタッフを目印に再び公園の中へ。2周目に入りました。
2周目の公園に入ると徐々に呼吸も整ってきたので少しペースを上げました。応援のみなさんの違和感??を尻目に力を振り絞りペースアップして折り返し地点の巨大三角コーンを通り過ぎ沿岸沿いのゴールに向かって全力疾走!
そしてゴール!!すると後ろから追いかけてきた応援メンバーに「もう一周あるぞ!」と言われる!?
そうなんです。なんと折り返し地点を間違えていました。。。もう一度戻ればどうにかなるかスタッフに確認しましたが「ゴールしてしまったら無理ですね」と当然のことを言われました。
僕の初めてのトライアスロンは無事失格という形で幕を閉じました。個人戦ならまだしもリレーなのに失格。リレーメンバーの高橋さんからは「何やってるんですか!」と叱られ、圧倒的な速さだった第一走者の原田コーチも「マジで?」と信じられないと言った表情でした。(原田コーチは人生初の失格かもしれません。それを僕が、、、)
本当に申し訳ありません。(反省)
エントリーセット一式を忘れることから始まり、コースを間違え失格に終わった人生初のトライアスロン。
競技の中で唯一練習しておいたスイムは高波で中止になり、バイクはペース配分もなく、ただただ走っただけの初トライアスロン。
とにかく日焼け跡のヒリヒリとリレーメンバーの高橋さんの目線が痛かった初トライアスロン
決して忘れることはありません。
でも何故か達成感はあります(達成してないのに??)。来シーズンには突然の参戦ではなく正式にメンバーに選んでもらえるように練習をしようと思います。
トライアスロン部の優勝チームは堀内さん、君崎さん、歩惟さんチーム。安定の速さと強さでした。おめでとうございます!
次はこんな清々しい表情をしてみたいです!ブログ担当の関根でした。