高級自動車ブランドで知られるBMWと、高級自転車ブランドで知られる3Tが、新型グラベル用ロードバイクの開発で夢のコラボを果たしました。2020年3月にリリースされた最新情報をもとに、ここでは、国内でも誕生間近なロードバイク「3T FOR BMW Bike」のこだわり、および自転車ブランド3Tの概要、国内における3T商品の正規販売店について詳しくまとめました。
トライアスリートはもとより、シティサイクルも含めてバイクに関心ある方々は、ぜひチェックしてみたい新商品です。
2020年3月16日、ドイツの自動車メーカーで有名なBMWは、イタリアの大手自転車メーカー「3T」とのコラボで、新型グラベル用ロードバイク「3T FOR BMW Bike」を発表しました。
ヨーロッパにおける「3T FOR BMW Bike」の販売価格は5,499ユーロ。2020年4月15日現在の為替レートで計算すれば、日本円にして約646,000円ほどです。ほどなく、国内でもBMWの正規ディーラーなどで販売される予定とのこと。
「3T FOR BMW Bike」のこだわりの一つが、シャープでスタイリッシュなデザイン性。グラベル(非舗装路)用のモデルながらも、シティユーザーの目に適うデザイン性の高い外観が「3T FOR BMW Bike」の大きな特徴です。
空力性能に優れたカーボンフレーム、3Tのイタリア工場で製造された最軽量タイプのカーボンエアロクランク、ブルックス製の高級レザーを採用したサドルとグリップ、シュワルベ製のG-ONEグラベル用タイヤ、フルクラム製合金ホイールなど、バイクの細部にわたるまで性能面にこだわった高級パーツを採用。また、シフトやブレーキレバーにはシマノのGRXを導入するなど、BMWらしいこだわりの姿勢で極限まで完成度の高さを追求します。
カラーバリエーションは、「グレー×グレー」と「グレー×ブルー」の2種類。サイズはS、M、L、XLの4種類を用意しています。
今回、BMWとのコラボが実現したイタリアの自転車メーカー、3T。ご存知の方も多いかと思いますが、改めて確認のため会社の概要を見ておきましょう。
3Tは、1961年にイタリア・トリノで創業した自転車及び自転車パーツのハイブランド。”Turin Tube Technology”の頭文字を取り、3Tと名づけられました。
バイクに関連する多彩なパーツを生み出している3Tですが、あらゆるパーツに共通するこだわりがシンプルな美しさ。金属素材へのこだわりも3Tの特徴で、かつてはバイクパーツに近代的なアルミ合金を採用したことで、世界的に名をはせたこともあります。
2016年からは、新たなグラベル用ホイール、およびエアロ形状のグラベルフレームを展開。2020年には上記BMWとのコラボを実現するなど、常にバイク仕様の最先端をリードするメーカーとして、オリンピックや世界選手権、ワンデーのクラシックレースなどトップレーサーたちから厚い信頼を集めています。
3Tのパーツを採用したバイク、または3T自体がリリースしているバイクに関心がある方は、国内にある3Tの正規販売店に問合せましょう。
2020年3月30日現在、国内にある3Tの正規販売店は27店舗。全国展開している店舗に「サイクルベースあさひ」があります。
サイクルベースあさひは、大阪市に本社を置く自転車および自転車関連商品の販売、修理、卸などを行っている会社。昭和24年に創業した国内有数の老舗&大手自転車販売店です。
ロードバイクやウエア、アクセサリー等はもとより、シティサイクルや電動アシスト自転車、キッズサイクルなど、幅広い商品を展開。本格派から街乗り派まで、あらゆる自転車乗りたちから愛されているお店です。
以上、BMWと3Tのコラボで誕生した新型グラベル用ロードバイク「3T FOR BMW Bike」、自転車パーツメーカーとしての3T、日本国内における3Tの正規販売店等の情報をご紹介しました。
街中はもちろんのこと、石畳、登山道まで、あらゆる地形に対応する安全・快適な仕様。ロードバイカー待望の商品が、まもなく国内でも展開します。