オリンピックイヤーとなる2020年。特に今回は日本での開催ということで、国内各地で行われるスポーツイベントも盛り上がることが予測されます。中でもマラソンは、開催地移転など大会直前になってから様々な問題が浮上していますが、トラブルが起きることなく、選手が万全の状態で試合に臨めることを期待したいものです。
そこで今回は、過去の人気レースを踏まえて2020年首都圏開催のチェックしたいマラソン
大会を一挙にご紹介。どれもただ走るだけではなく、色々な魅力のあるレースばかりなので、普段、運動をする機会の少ない方は、これを機に運動を初めてみてはいかがでしょうか?
2020年1月8日
今回で3回目となるこちらの大会は、豊洲ぐるり公園特設コースで行われるレース。10km、20km、30kmの3つのコースで行われるほか、5km×4名による駅伝も開催されます。大会名に「ウィークデー」とあるように1月8日の水曜日に行われるのが特徴。誰でも気軽に参加できるように、週末開催としているマラソン大会が一般的ですが、中には職業柄、週末だとどうしても参加できないという人も少なくありません。そんな人たちでも無理なく出場することができる大会として人気です。
江東区に住んでいる人や勤務している人、通学で通っている人は参加費用が500円オフ。これに該当しない人でも5名以上の団体で申し込めば500円割り引いてもらえる団体割引があるのでお得です。
2020年1月19日
横田空軍基地内にあるヨコタハイスクールを会場にして開催されるこちらのマラソン大会は、ハーフ、5km、2kmの距離で開催。2kmは、キッズランとファミリーとに分かれています。米軍基地内ということもあって、敷地内に入れば目に付くものや耳にする言葉も英語ばかり。大会スタッフには、フレンドリーでオープンなアメリカ人も参加しているので、気軽に英語でのコミュニケーションを楽しむこともできます。
参加者には、アメリカンカジュアルの代表ともいえるトレーナーがプレゼント。日本とアメリカの国旗をモチーフにしたデザインは毎年、変更されます。中には、このトレーナーを集めるために参加している人もいるようです。
2020年2月9日(日)
広大な敷地でバーベキューが楽しめることでも知られる荒川岩淵を舞台に行われるこちらの大会。2月初旬というマラソン大会を開催するには申し分のない時期で、数多くのランナーが出場することでも有名です。中でもペースメーカーが一緒に走ってくれるので、自分の持つ記録を更新するための大会としてもおすすめ。また、2月下旬や3月に行われるフルマラソンの本番に向けてのステップレースとして参加する人も多く見られます。29歳から60歳までは、10歳刻みで表彰が行われるので、年配のランナーでも入賞することが可能です。
大会の会場は最寄り駅から徒歩10分で便利。駅の周辺には、飲食店や銭湯などがたくさんあるので、走り終わった後も楽しむことができます。
2020年2月29日
この大会は、児童厚生施設である、こどもの国の特設コースで開催。3歳から6歳を対象としたチャレンジランから、フルマラソンまで行われます。マラソン以外にもハーフマラソンやフルマラソンの距離をリレー形式でつなぐ駅伝も人気です。1周4.2kmのコースを周回するため、レースの途中に現在の周回数や記録、順位などを簡単に確認することが可能。レース途中には補給食としてバナナが用意されているほか、レース後には温かい飲み物が準備されています。
また、こどもの国ということもあり、スケート場やサイクリング、アスレチックなど子どもが楽しめる施設が充実しており、ファミリー層からも評判です。
2020年3月15日
こちらの大会は、都内で開催されるレースとしては珍しく制限時間が7時間とたっぷり設けられているので、フルマラソンに初挑戦で4、5時間での完走が難しい人でも気軽に参加することができます。毎年、豪華なゲストランナーが参加することでも知られ、今回はバルセロナ五輪で銀メダルの有森裕子さん、シドニー五輪の銀メダリストとなったエリック・ワイナイナさん、アテネパラリンピックで金メダルに輝いた高橋勇市さん、世界陸上銀メダリストの土佐礼子さんといったそうそうたるメンバーが出場します。
マラソンに参加しない人でも気軽に楽しめるようにと、スポーツ体験やトークショーといったイベントも行われます。
いかがだったでしょうか?本格的にフルマラソンでの記録更新を目指す人からマラソン初心者まで、様々な人が楽しめるレースを紹介してみました。近所である大会や自分に合った大会があればぜひ参加してみてくださいね。