私たちの日常生活から切り離すことができないと言っても過言ではない、コンビニ。ただ、物を売るお店としての機能だけでなく、様々なサービスを行っていることから、自宅の近所にコンビニがなければ落ち着かないという人も多いのではないでしょうか?「セブンイレブン」、「ローソン」、「ファミリーマート」の大手3チェーン店がしのぎを削り、それに追いつこうと他のコンビニも独自の取り組みを行っています。
とはいえ、コンビニにおいて最大の宣伝となるのは、「食」。弁当、サンドイッチ、スイーツをはじめ、様々なものを取り揃えています。トライアスリートの必需品ともいえるプロテインドリンクも色々な種類のものが販売されるようになってきました。そこで今回は、コンビニのプロテインドリンクについて徹底調査。コンビニで買えるおすすめのプロテインドリンクなどもいくつかピックアップして紹介していくので、興味がある人は参考にしてみてください。
プロテインと聞くと、「体を鍛えている人が摂取するもの」と思う人が多いかも知れませんが、決してそうではありません。プロテインとは元々、たんぱく質を意味し、人間の体を構成する筋肉や骨、歯、皮膚、血管、内蔵、髪の毛などは、たんぱく質でできています。そのため、何もせずにただ生活をするだけでも代謝でたんぱく質を消費しているのです。厚生労働省「日本人の食事 摂取基準2015」で推奨されている1日あたりの平均必要量は、成人男性だと60g、成人の場合は女性40gとされています。たんぱく質50gを摂取するためには、ゆで卵であれば、9~10個、納豆であれば7~8パックが必要です。これだけの量の食事をするのは大変で、プロテインドリンクであれば手軽に摂取することができます。
また、たんぱく質が不足してしまうと、筋力の低下や貧血、骨が弱くなったり、風邪をひきやすくなったり、抜け毛や肌荒れの原因にもなるので、しっかりと摂取するようにしましょう。
コンビニで購入することができるプロテインドリンクは、トライアスリートをはじめとする体を積極的に鍛えている人が普段、摂取するプロテインに比べると、一般の人でも飲みやすいように加工されています。ですので、質的には粉末状のプロテインに比べると落ちてしまいますが、時間がない時にはプロのアスリートでも摂取することが多いため、決して無駄にはなりません。余程、こだわって体を鍛えている人でなければ、そこまで気にすることはないでしょう。
ここでは、コンビニで買うことができるプロテインドリンクの中でも特におすすめのものを紹介していきます。
大手食品会社である明治から発売されているのが、こちらの商品。特徴は、ミルクプロテインを効率よく摂取することができることです。ミルクプロテインとは、乳(にゅう)に由来するたんぱく質の総称。その名の通り、牛乳や乳製品に多く含まれています。このミルクプロテインは、牛乳などの中世飲料で摂取してしまうと胃の中で一度、固まり、その後、分解されてから吸収されるのですが、こちらの商品は速攻吸収製法を採用。独自の技術でミルクプロテインを安定化させているため、凝固することなくスムーズに吸収することができます。種類は、7種のビタミンB群が含まれているココア、ビタミンB6を半日分、配合されているミルク、女性の体づくりに最適なベリー、マンゴーなどから選ぶことが可能です。
大手飲料メーカーのキリンが手掛けるこちらの商品は、ローソン限定で販売されているプロテインドリンクです。たんぱく質が15g配合されているので、成人男性に必要なたんぱく質の4分の1をこれ1本で摂取することが可能。また、脂肪分がゼロで低カロリーなのも魅力です。味も飲みやすいレモン味なので、運動をした後はもちろん、普段から飲むのにもおすすめ。食事の栄養バランスが気になる人にもぴったりです。
こちらの商品は、カップラーメンなどでもおなじみの日清食品ホールディングスの一員で乳製品や清涼飲料水などを製造・販売していることで知られる日清ヨークの商品。2019年4月に発売されたばかりなのですが、プロテインを強化し、脂肪ゼロのドリンクタイプのヨーグルトということで、評判は上々でしたが、半年後の10月にリニューアル販売。さらにプロテインの量をアップさせたほか、新たにビタミンB6を配合し、全体の配合バランスを調整しています。生きたまま腸に届く乳酸菌「NY1301株」を使用しているのも見逃せないポイントです。
いかがだったでしょうか?コンビニで購入できるプロテインドリンクもどんどん品質がアップしているようです。忙しくてついついプロテインを飲み忘れてしまうという人は、これらの商品を試してみてはいかがでしょうか?