キャンプに行くなら車、と思っている人も多いかもしれませんが、今やロードバイクでキャンプを楽しむ人も非常に増えてきました。解放的な屋外でキャンプを楽しむにはロードバイクはもってこい。この記事では、ロードバイクとキャンプを同時に楽しむためのコツをご紹介します。
これまでロードバイクでキャンプをしたことがない人は、「ロードバイクでキャンプできるのか?」と疑問に感じることもあるでしょう。そこで、どんな魅力があるのかをご紹介します。
車での移動と違い、思わぬ出会いが多いのがロードバイクの魅力。道路を走っている中で気になるものを見つけたときに立ち寄りやすいのが大きなメリットと言えるでしょう。とても美味しい食堂や、その土地の名物、素敵なお店、時には現地の人との交流もあるかもしれません。
行き帰りにも楽しみがたくさん隠れているのが、ロードバイクでのキャンプの魅力のひとつといえるでしょう。
キャンプに行く際にはある程度の計画は必要ですが、ロードバイクの場合行きたいところに身軽に行ける、という点もメリットです。車に乗り込んで、エンジンをかけて…という手間は不要。思いついたらすぐにロードバイクに乗ってこぎ出せばOKです。
ロードバイクでキャンプを楽しむためのコツをご紹介します。
まず、できる限り荷物を軽量化するのがコツ。あまり荷物を持ちすぎるとロードバイクの魅力である軽快な走りの邪魔をしてしまいますし、転倒する危険性も高くなります。荷物が少ないのは不安かもしれませんが、ある程度割り切って荷物を少なくするのも必要です。
せっかくキャンプに行くのだから2泊くらいしたい、と思いがちですが、初心者の場合はまず1泊2日から挑戦して、徐々に慣らしていくのが良いでしょう。1泊すれば必要な荷物もある程度把握できますので、次回持って来るべきもの、また必要ないものの判断が可能になるはず。
おすすめの季節は夏。防寒対策が必要ないため荷物が軽く済む、というのが最大の理由です。昼間は暑いものの、万が一雨に降られてしまったとしてもすぐに乾くため便利です。
荷物を減らすためにも、食料は都度購入したり、途中でお店に入ったりするのがおすすめ。キャンプ場で調理をしたい場合には、近くにスーパーやコンビニがあるかどうかをあらかじめ確認しておくと安心です。ロードバイクでのキャンプなら、お弁当などを購入するという選択も時には必要かもしれません。
1泊であればそれほど着替えは必要ありませんが、それ以上の計画を立てている場合、アンダーウェアは速乾性のあるものを選びましょう。自分で洗濯すれば荷物も増えないためです。少しでも荷物を減らすためにも、こういった工夫も必要になってきます。
ロードバイクでキャンプを楽しんでいる人のスタイルはそれぞれですが、最小限の荷物と考えると「テント」「スリーピングバッグ」「マット」の3つは必要。この3つを揃えてキャンプを楽しんでいる人もいるようです。キャンプにつきものの調理器具などを持とうとすると荷物が重くなってしまうため、あまりおすすめできません。
また、荷物を入れるバッグは大きめのサドルバッグが良いでしょう。他にライトなどを持っていると安心ですが、なるべく軽いものを選ぶと移動も楽です。
ロードバイクでキャンプを楽しむ方法をご紹介しました。いつでも行きたい時に行けて、しっかりと楽しめるロードバイクでのキャンプ。荷物も少ないため、手軽に始められる趣味としてもおすすめ。美しい景色とともにキャンプの醍醐味を味わってみてください。