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クリートカバーのおすすめ人気ランキング6選

トライアスロンのバイク種目において、より効率的なペダリングを行うために使用される「ビンディングシューズ」。しかし、ビンディングシューズの裏には、シューズを自転車のペダルに固定するための金具(クリート)が取り付けられており、この金具部分が突き出ていることから、そのまま歩いてしまうと、クリートがボロボロに削れてしまう原因となります。また、歩行も非常に困難です。特にバイクトレーニング時は、競技中とは違い、トイレや食事などで休憩することも多いため、クリートが地面に着く機会も増えます。

クリートの消耗を低減させ、クリートの寿命を少しでも延ばすためには、クリートカバーの使用がおすすめです。今回は、クリートカバーを選ぶポイントや、おすすめのクリートカバーをランキング形式でご紹介しますので、クリートの交換頻度が高い方などは、ぜひ、参考にしてみてください。

クリートカバーとは

ビンディングシステムについて

まず初めに、クリートカバーについてお伝えする前に、「シューズ+クリート+ペダル=ビンディングシステム」についてお話したいと思います。ビンディングシステムは、ビンディング専用のシューズと、シューズに装着するクリート、クリートを固定するための専用のペダルによって構成されています。

まずは、各アイテムについてご説明させていただきます。

ビンディングシューズ

ビンディングシューズの裏側は、シューズとペダルを固定させる金具(クリート)を取り付けるためのネジ穴が開いています。クリートには、主に、ネジ穴が2つ必要な「SPD」と、ネジ穴が3つ必要な「SPD-SL」がありますが、基本的にロードバイク用やトライアスロン用のビンディングシューズは、3穴クリート(SPD-SL)に対応したものになります。製品によっては、「4穴専用」や「5穴タイプ」といったビンディングシューズもあり、ネジ穴が多い分、ペダルとシューズを固定する力が強くなったり、種類の違うクリートを兼用したりすることができます。(現在販売されている4穴専用のシューズ(4穴クリート)はロードバイク用のもので、ペダルとシューズの固定力が高いことから、特にスピード重視のレースでの使用に向いています。また、5穴タイプのシューズは、2穴タイプと3穴タイプの両方に対応が可能といったものになります。)

また、「穴変換プレート」を活用すれば、使用するクリートのタイプに合わせて、穴のタイプを変換することが可能となります。ほとんどの競技用バイクシューズは軽量化されていますが、なかでもトライアスロン向けにつくられたビンディングシューズは、軽量であること以外にも、トランジションのタイムロスをなるべく減らすため、着脱しやすいよう開口部が広くなっていたり、通気性に優れていたりなどの特徴があります。

クリート

ビンディングシューズとビンディングペダルを固定するための金具を指します。ペダルの種類やメーカーによって形状はさまざまです。クリートは基本的に、自分で微調整を行いながら、ビンディングシューズの裏にセッティングすることになります。クリートは消耗品のため、定期的に交換する必要がありますが、クリートカバーを使用することにより、クリートの寿命を延ばすことに繋がります。ペダルの種類によってクリートのタイプが異なるため、ビンディングシューズと合わせながら探しましょう。

ビンディングペダル

ペダルには、一般的な自転車に採用されている「フラットペダル」や、トゥークリップ(靴をペダルに固定するための留め具)の取り付けを前提につくられた「ピストバイク用ペダル」などがありますが、「ビンディングペダル」は、ビンディングシューズにセッティングしたクレートをはめることができるペダルのことを指します。ペダルとビンディングシューズを固定することにより、足でペダルを踏み込んだ力だけでなく、足を引き上げる動作でもペダルを動かすことができるため、パワーロスが抑えられ、効率の良いペダリングを行うことができます。

ビンディングペダルは、大きく分けて、「SPD-SL」に対応したペダルと、「SPD」に対応したペダルの2種類があります。「SPD-SL」は、踏み込み面が広く、パワーの伝達率が高いのが特徴で、ロードバイクやトライアスロンバイクなど、速く走ることに特化した競技用の自転車に最適なペダルとなっています。しかし、「SPD-SL」対応のビンディングシューズは、クリート部分が大きく、さらに出っ張っていることから、履いたままの歩行が難しく、歩行中も滑りやすくなっています。もちろん靴底ですから、クリートが地面と接触することで、クリートが削られる原因にもなります。

クリートの寿命や歩行中の安全性を考えても、「SPD-SL」対応のビンディングシューズを着用している場合は、降車した際、クリートカバーを取り付けるのが望ましいと言えます。

もう一つのタイプである「SPD」は、マウンテンバイク(MTB)やシクロクロスなど、オフロード(未舗装路)用に開発されたペダルになります。自転車から降りても山道などが歩けるように考慮したつくりで、クリートのサイズが小さく、靴底からクリートが出っ張らないようになっているのが特徴です。また、ペダルには、ペダルの片面だけ使用できる「片面SPD」や、ペダルの両面使用することができる「両面SPD」、片面がS片フラッドペダルになっている「片面SPD片面フラット」があります。「片面SPD」は、ロードバイク仕様のものもあり、「両面SPD」より軽量なのが特徴です。

このようにビンディングシステムには、ペダルとシューズを固定することで、ペダリング時のパワーロスを減らし、疲労の蓄積を最小限に抑えながらラクにスピードを上げることができるといったメリットがあります。ビンディングシューズ、クリート、ビンディングペダルを購入する際は、それぞれ規格(2穴式、3穴式、4穴式)に合ったものを選ぶようにしましょう。

2穴タイプは着脱がしやすいことから、初心者向けとしておすすめされることもありますが、ビンディングシューズやクリート、ビンディングペダルは、用途に合わせて選ぶものなので、使用する人のレベルに合わせる必要はありません。

レース用とツーリング用について

ビンディングシステムには、レース用とツーリング用の2種類があります。

レース用

ロードレースやトライアスロンレース向けのレース用ビンディングシステムは、早く走ることや快適性を重視していることから、踏み込んだ力が逃げてムダにならないよう、ソール(靴底)に樹脂やカーボンを採用しています。特にカーボン素材は、軽量でありながら高強度で、耐摩耗性や耐熱性、耐酸性などにも優れているといった特徴があります。ただし、カーボン素材は、価格が高い傾向にあります。

また、レース用のビンディングシステムには、シューズをペダルにはめた際に足首を動かせる「遊び」があるものと、しっかり固定できるタイプのものがあります。「遊び」があると、ペダリング時にかかる膝関節への負荷を抑えることができるため、膝に痛みがでるのを予防することができますが、走行中に足首が動くのが気になるという方もいますので、好みで選ぶようにしましょう。

ツーリング用

ツーリング向けのビンディングシステムは、自転車から降りた際に歩くことにも考慮してつくられているため、クリートが小さく、クリート部分が埋まるように設計されているのが特徴です。また、ソール(靴底)も柔らかい素材のものを使用しているため、主にスピードを重視したレース向けのシューズと比べても、歩きやすくなっています。シューズのデザインも服に合わせやすいカジュアルなものが多いですが、重さがあるというデメリットもあります。

クリートカバーの必要性

先ほどからお伝えしているように、クリートカバーには、歩行中の地面との擦れや、歩行中の歩きにくさ・滑りやすさを軽減する役割があります。そのため、クリートにかかる負担を抑え、安全に歩行するためにも、あらかじめ用意しておくのが望ましいアイテムです。消耗品である「クリート」は、ペダルに固定したりペダルから取り外したりする際に起きる擦れなど、様々な要因によって摩耗していきますが、やはりクリートをむき出しの状態で歩行するのが、一番、クリートの寿命を縮める原因となります。クリートは、信号待ちなどで地面に足を付けるだけでもダメージを受けてしまいますが、歩行の際にクリートカバーを装着するだけでも、クリートの交換頻度を抑えることに繋がります。

クリートカバーは、バイクトレーニング中(トイレや食事で休憩する時、自転車から降りている間など)に主に使用することになると思いますが、万が一、パンクなどのトラブルが起きてしまった際は、自転車から降りてビンディングシューズで歩くことになる可能性もあるため、クリートカバーは常に用意しておくのが良いかと思います。

クリートカバーを選ぶおすすめのポイント

迷った時は、ビンディングシューズと同じブランドを選ぶ

クリートカバーを選ぶ際は、基本的には、ビンディングシューズ(クリート)と同じブランドのものを一緒に購入するのがおすすめです。例えば、取り付け台座が同じ3穴タイプでも、別メーカー同士のものを選んでしまうと、クリートとクリートカバーが合致しない可能性も考えられます。ただ、クリートカバーには、そのブランドの製品のみに対応した「メーカー純正品のクリートカバー」以外にも、いくつかのメーカーに対応できる「メーカー非純正品のクリートカバー」も販売されているため、純正品のものより使い心地や使い勝手が良いと思うものがあれば、そちらを購入する方もいるでしょう。もし、非純正品のクリートカバーを購入するのであれば、使用できるクリートタイプはもちろん、どのブランドに対応した製品なのかも必ず確認してから購入するようにしましょう。

コンパクト設計のものは持ち運びに便利

クリートカバーは、普段の自転車走行時、サドルバッグ等に入れて持ち運ぶことになると思いますが、もちろんサドルバックに収納されている荷物は、クリートカバーだけではありません。クリートカバー自体はそこまで重く大きいものではありませんが、特にサイズが小さめで軽量化されているコンパクト設計のものは、ジャージやサイクルウェア等のポケットにもすっぽり収まりやすくなっているため、携帯に非常に便利です。ただ、クリートカバーはトイレに行く際に使用するということもあり、そのまま入れるのは抵抗があるという方もいるのではないでしょうか。その場合は、B7サイズくらいのビニールネットケースなどに収納するようにしてバッグで持ち運ぶようにすると、衛生的なのはもちろん、バッグの中でクリートカバーがバラバラになるのを防ぐことができます。

価格で選ぶ

トライアスロン競技の代表的な持ち物の一つと言えるバイクやウェアとは違い、地味な存在になりがちなクリートカバーですが、本番に最高なパフォーマンスをするためには、クリートが消耗品であるからこそ、クリート保護のために、日頃からクリートカバーを使用することが重要となってきます。競技中よりは、普段のバイクトレーニングの方が、徒歩や電車での移動、トイレ休憩等で使用しますし、消耗品であるため、女性に比べて特に体格が良く、重量感のある男性は、特にクリートカバーの消耗が激しい傾向にあります。

初めにお伝えした通り、クリートカバーは、クリートの寿命を少しでも伸ばす大事な役割を持っているため、クリートカバーが削れてきたら、ケチらずに交換しなくてはなりません。ビンディングシューズのクリートに付けるクリートカバーは、ビンディングシューズのブランドが作る純正のクリートカバーだけでなく、ノーブランドの非純正クリートカバーも販売されています。価格は各商品によって異なりますが、非純正のもので、低価格のクリートカバーも販売されているため、交換率が高い方は、お財布の負担を減らすためにも、「価格」を選ぶポイントとして頭に入れておくようにしましょう。

クリートカバーのおすすめ人気ランキング6選

第6位 ペダルクリートカバー ブラック-H-SPD-SL

ペダルクリートカバー
画像引用元HP:Amazon公式サイト
(https://www.amazon.co.jp/ペダルクリートカバー-バイク-ライディングシューズ用アクセサリー-互換タイプ-スリップ防止/dp/B07MKCRBCH?th=1)

商品の特徴

シマノとSPDスタイルのシステムに対応したクリートカバーです。滑り止め用のラバーチップを備えているため、楽に歩行ができます。食事やトイレ休憩などで自転車から降りる際に着用するのはもちろん、初心者の方が、ビンディングペダルに慣れるまでの練習用として使用するのもおすすめです。

第5位 KOOL KOVERS(クールカバー) クリートカバー LOOK KEO

KOOL KOVERS
画像引用元HP:楽天市場公式サイト
(https://item.rakuten.co.jp/kenkoulabo/kenlabb0011zejku/)

商品の特徴

LOOKKEO対応のクリートカバーです。サーモプラスチックエラストマー採用により、ゴム底のような履き心地で、硬すぎず、着脱も容易にできます。ポケットに収まるコンパクトサイズで、軽量のため持ち運びにも便利です。サドルレールにも取付可能となっています。

第4位 FTB(エフティービー) クリートカバー VP-CVRKEO

FTB
画像引用元HP:ヤフーショッピング公式サイト
(https://store.shopping.yahoo.co.jp/shopysg/20180902055101-01404.html?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title)

商品の特徴

LOOKKEOタイプのクリートに対応。クリートをしっかり覆ってくれる安心のサイズ感で、歩行によるクリートのダメージを軽減するだけでなく、歩行が安定しやすいといった特徴があります。また、グリップが滑り止めの効果を発揮してくれるため、階段の上り下りなどもしやすくなっています。柔らかい素材のため、付けはずしも簡単です。

第3位 LOOK (ルック) KEO クリートカバー ブラック DTPD 0151243

LOOK
画像引用元HP:楽天市場公式サイト
(https://item.rakuten.co.jp/bebike/look-cleat-cover/)

商品の特徴

LOOKKEO対応のクリートカバーで、クリップクリートにも装着可能となっています。少し硬めの使用感ですが、その分強度があり、クリートをしっかり保護してくれます。ちょっとした移動の際に装着するのがおすすめです。

第2位 GORIX(ゴリックス) SPD 対応クリートカバー GX-CK2B

GORIX
画像引用元HP:楽天市場公式サイト
(https://item.rakuten.co.jp/gottsuprice/gx-ck2b/)

商品の特徴

LOOKKEO対応のクリートカバーです。ゴム製で柔らかいため、クリートにはめやすいという特徴があります。また、カバーを装着することで、滑り止め防止効果も発揮してくれます。軽量で、持ち運びに最適なサイズなので、荷物がかさばる心配もありません。

第1位 シマノ(SHIMANO) クリートカバー SM-SH45

シマノ
画像引用元HP:楽天市場公式サイト
(https://item.rakuten.co.jp/bebike/sm-sh45/)

商品の特徴

SPD-SL用のクリートカバーです。トイレや食事、バイクトレーニング中のちょっとした休憩などに活用できます。クリートをしっかり覆ってくれるため、カバー効果が高いだけでなく、外れにくくなっており、カバー装着時の不安定感もあまり気になりません。シマノのビンディングペダル用クリートに対応しています。

クリートカバーの使い方

使用するタイミングについて

競技で使用する場合

レース中は、トレーニングの時と比べてクリートカバーを使用する機会は減ると思いますが、ロング・ディスタンスなどの長距離のトライアスロンレースの場合は、競技時間が10時間以上にも及ぶため、トイレに行く際にクリートカバーを使用するという方も多いと思います。

トライアスロン大会では、レースの距離が長くなればなるほど、コース上に仮設トイレが設置している場合が多くなります。また、レースの距離に関係なく、トランジションエリア周辺にはトイレがあることがほとんどです。コースの途中に公共のトイレがある場合は、基本的にそれを使用することも可能となっています。海外の選手の中には、バイクに乗ったままトイレを済ませてしまうという方もいるようですが、気持ち的にもあまりよくありませんし、場所によっては軽犯罪法違反になる可能性もあるため、推奨できません。トランジションのタイミングでトイレに行っておくのが一番理想的でしょう。

トイレから出た後は、クリートカバーを直に触りたくないという方がほとんどだと思うので、A7サイズのポリ袋なども一緒に用意しておくと、手袋代わりになってそのまま収納することもできます。

トレーニング中に使用する場合

トイレはもちろん、休憩時のちょっとした買い物や、徒歩での移動などに使用します。クリートむき出しの状態での歩行は滑りやすくなっているため、コンビニのようなツルツルしたタイル床を歩いたり、階段を上り下りしたりするのは非常に危険で、雨が降った日は特に注意が必要です。また、歩くたびに金具がぶつかる音がしますし、お店の床を傷付けてしまうことにもなりかねません。クリートカバーには滑り止めとしての効果もあるため、ちょっとした買い物でお店による時などは、安全面などから考えても、クリートカバーの装着を心がけるようにしましょう。

クリートカバーの注意点

クリートカバーを装着したままの走行に注意

販売されているクリートカバーの中には、付けたままで走行できるものもありますが、基本的には乗車・降車するたびに着脱することになります。クリートカバーを装着しているのを忘れて、うっかりそのまま乗車しないよう、注意するようにしましょう。

まとめ

今回はクリートカバーをご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
大事なポイントは

ということです。

用意しなければいけないものが特に多いバイク種目。クリートカバーは、バイクやシューズなどのように、レースに直接かかわってくるものではありませんが、揃えておきたいアイテムの一つです。お手ごろな価格で購入できるものがほとんどなので、クリートの寿命を延ばすためにも、用意しておくことをおすすめします。

揃えておきたい道具一覧

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