クロスバイクを愛用されている方のなかには、ハンドル部分にバーエンドバーの取り付けをお考えの方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、当記事ではバーエンドバーの効果や交換方法をご紹介します。また、おすすめのエンドバーを10本取り上げていますので、ぜひお気に入りのエンドバーを見つけて、快適なサイクリングをしてみてはいかがでしょうか。
バーエンドバーとは、クロスバイクやマウンテンバイクに取り付けられるカスタマイズパーツです。ハンドル部分の内側や外側に取り付けてグリップさせることができます。ちなみに、内側に取り付ける場合は「バーエンドバー」ではなく「バーセンターバー」と呼ぶこともあります。
クロスバイクにエンドバーを取り付ける場合は、得られる効果をよく把握しておくことをおすすめします。得られる効果が自分の求めているものであれば装着をお勧めしますが、求めていないものであれば邪魔になる可能性がありますので、装着しない方が良いでしょう。
バーエンドバーは、手首や腕の疲労を軽減する目的で取り付けられます。本来、体は同じ姿勢でいることができないものです。同じ姿勢でいると、使う筋肉も同じになり、疲れやすくなります。 これは自転車にも言えることで、同じ姿勢、同じ握り方では疲れてしまいます。しかし、バーエンドバーを取り付けることで、今までとは違う姿勢や握り方ができるようになり、疲れにくくなります。
クロスバイクはママチャリと違い、前傾姿勢が基本です。しかし、クロスバイクに乗り慣れないうちは、なかなか前傾姿勢が取れないものです。 その点、エンドバーを装着すれば、自然と前傾姿勢になりやすくなります。前傾姿勢を保てるようになると、より速く走れるようになる効果もあります。 クロスバイクはスピードを重視した自転車ですから、前傾姿勢を身につけて爽快感を味わってみてはいかがでしょうか。
エンドバーを装着すると、自然と手に力が入るようになり、無駄な力がかからなくなります。そのため、長時間乗っていても腕が疲れたり、握力が落ちたりすることがありません。 人間の腕は横に握るようにはできていないので、エンドバーを取り付けて縦に握ることで、自然と力を入れることができるのです。新鮮で快適なグリップを体験したいかたは、一度エンドバーを装着してみることをおすすめします。
クロスバイクにエンドバーを取り付けるためには、ハンドルバー部分を緩める必要があります。多くのハンドルバーは六角レンチで緩めることができますので、正しいサイズの六角レンチを用意してください。 緩めた後は、グリップの側面に付いているエンドキャップを外します。そして、ハンドルとグリップの間に潤滑剤をスプレーして、センターに配置します。 ハンドルに隙間ができますので、そこにエンドバーを取り付け、グリップをエンドバー側に引き寄せれば取り付け完了です。最後にエンドキャップを取り付けるのを忘れずに。
では、ここからは、おすすめのエンドバーを10点ご紹介します。先ほど取り上げたエンドバーの効果を思いに留めつつ、理想のエンドバーを探してみてください。
エルゴタイプのエンドバーなので、チューブラータイプのエンドバーよりも握りやすくなっています。エルゴタイプとチューブラータイプは握りやすさに大きく影響しますので、握りやすさではエルゴタイプをお勧めします。 エルゴタイプはチューブラータイプに比べて、手のひらに接する面積が多く、疲れにくいというメリットがあります。そのため、クロスバイクに乗っていると手が疲れてしまい、快適な走行ができないという方に購入をおすすめします。
また、エンドバーをネジでしっかり固定するタイプなので、走行中にズレる心配がなく安心して使用できます。バーエンドが一体化しているおり、横にも縦にも握ることができ、手が疲れにくくなっています。
FOGLIAのバーエンドバーはシンプルなデザインなので、様々なクロスバイクに違和感なく装着することができます。そのため、クロスバイクの外観にこだわりのある方におすすめです。 エンドバーとしての使用はもちろんですが、センターに取り付けることでセンターバーとしての使用も可能です。装着することで、自然と前傾姿勢になり、風からの抵抗を受けにくくなります。その結果、今までよりもエネルギーロスが少なく、長い距離を走ることができるようになります。
また、アルミ製なのでエンドバー自体が軽く、クロスバイクに装着してもクロスバイク本体の重量が急激に増えて走行の妨げになるようなことはありません。
SyuuYouの自転車用グリップは、バーエンドの角度を自由に調整できるエンドバーです。これにより、自分の好みの角度に変更することができ、より握りやすいエンドバーにすることができます。 このエンドバーは、エンドバーを購入したものの、自分に合った角度に調整できず、握ったときに違和感を感じてしまう方におすすめです。人間工学に基づいて設計されているので、とても握りやすいです。
また、親指の周りを薄くすることで、親指と親指の付け根に負担が集中するのを防ぎ、負担を分散させることで手の痛みを軽減します。
このエンドバーは、クロスバイクをスタイリッシュに見せたい方におすすめです。横の部分は他のエンドバーと同じですが、縦の部分は違う色になっています。 グリップ部分と色が違うことで、エンドバーがより目立ち、クロスバイクをよりスタイリッシュに見せることができます。 初めてクロスバイクをカスタマイズする方にもおすすめで、簡単にクロスバイクをかっこよくすることができます。
デザイン性だけでなく、機能性にも優れています。グリップ部分には滑り止めの溝があり、汗や雨で滑らないようになっています。また、カラーバリエーションも豊富なので、選びやすくなっています。
このエンドバーは、コンパクトなサイズに作られています。そのため、長さの短いエンドバーをお探しの方や、女性や子供など手のひらが小さい方におすすめです。 また、シンプルなデザインを採用しているので、様々なクロスバイクに取り付けることができ、クロスバイクのデザイン性を低下させることもありません。 クロスバイクをより魅力的にカスタマイズしたい方にお勧めです。
取り付け作業は非常に簡単で、工具さえあれば数分で完了します。 クロスバイクのカスタマイズが初めての方でも問題なく取り付けることができますので、エンドバーの取り付けに不安を感じている方にもおすすめです。
表面には高品質のラバーを使用しており、優れたフィット感と最適なグリップ力を実現しています。ただし、ラバーは紫外線や熱に弱く、屋外に放置すると劣化速度が速くなるというデメリットがあります。 そのため、使い終わったら屋外ではなくエントランスに停めるようにしましょう。
ペットボトルを吊るせるホルダーがおまけで付いているので、バックパックに付けておくこともできます。
グラスファイバーとナイロンを使用しているため、ハンドルの角度を維持したまま快適な使用感を味わえるほか、長時間の使用にも耐えることができます。ブレーキレバーやシフトレバーに手が届きやすいのもポイントです。
約15mmと大きめのサイズで、誰もが握りやすい汎用性の高いバーエンドバーです。無駄を省いたシンプルでスタイリッシュなデザインで、愛車をカッコよくコーディネートできるのも魅力。
また、比較的安価で、コストパフォーマンスにも優れています。耐久性にも優れており、長く使いたい方にもおすすめです。
グラスファイバーやナイロン素材を使用しているため、ハンドルの角度を維持したまま、快適な使用感を実現しています。取り付けは簡単で、握りやすいようにカーブしたデザインになっています。
エンドバーに抵抗がある方や、ハンドルバーを切りたくない方にお勧めです。
FOURIERSの「バーエンドバーXXBS」は、多くのサイクリストに支持されているインサイド用のバーエンドバーです。 小さいながらも取り付け効果は抜群で、ハンドルの握り方のバリエーションが増え、ロングライドに重宝します。他の外付けバーエンドバーと組み合わせて使うライダーも多いです。
ロングライドでグリップをずっと握っていたくない方や、他のバーエンドバーの補助として使えるインナーバーエンドバーを探している方におすすめのバーエンドバーです。
クロスバイクはそのままでも十分に乗れますが、エンドバーを取り付けることで、より快適なライディングが可能になります。また、クロスバイクを長時間続けて使用するのであれば、必須のアイテムです。お手持ちのクロスバイクにエンドバーを取り付けて、さらに快適な走行を楽しんでみませんか?
